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肝臓の病気の検査方法とは?どんな項目がある?数値が悪いとどんな症状?

肝臓

 

私たちの体内でとても重要な役割をする臓器の1つ、肝臓。
あなたは肝臓についてどれくらい知っていますか?
実はとっても重要な働きを持つ肝臓ですが、知らず知らずのうちに悪くしている可能性があります。
ここでは、肝臓の健康状態を知るための検査方法や数値、肝臓の病気や肝臓が悪い時の症状などについてご紹介していきたいと思います。

肝臓が持つ機能とは?

肝臓は体内でどのような役割を果たしているのでしょうか?
肝臓は肝細胞でできています。
この肝細胞で、運ばれてきた原料を化学反応によって変化させる働きをしています。

 

では具体的にどのような原料をどのような物質に変化させるのでしょうか?

 

1つ目は口から摂取した食べ物に含まれる糖、脂肪、たんぱく質を体内で使える形に変化させて貯蔵します。
そして必要な時にエネルギーとして体に供給してくれるのです。

 

2つ目はアルコールや薬、老廃物などの体にとって有毒な物質を分解することで、無毒なものに変化させます。
それ以外に、脂肪の消化を助ける消化酵素である胆汁を生成、分泌する働きもしています。

 

肝臓

 

肝臓の機能について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>肝臓とはどんな機能?肝臓の働きや役割は?場所や大きさ、構造も紹介

健康診断での肝臓の検査方法と検査結果の見方

健康診断で肝臓を検査する方法は主に2つあります。
1つは血液検査、もう1つは内臓エコーによる検査です。

 

一般的な健康診断では、まず血液検査をすることが多いでしょう。
内臓エコーによる検査は、人間ドッグなど詳しい検査で用いられる方法です。
エコーにより肝臓の状態を判断するもので、脂肪肝なども見ることができます。

 

肝臓の検査結果後の見方とは?

では、肝臓の検査結果が出たらどのように見たらいいのでしょうか?
専門的な言葉が多く、特に異常が見られなかった場合は詳しく見たことがない人も多いのではないでしょうか?
ここでは血液検査に限定して考えてみることにしましょう。

 

検査結果の項目

肝臓

 

肝臓の血液検査は、大きく分けると肝臓に関する3つの検査に分かれています。
具体的な項目とそれぞれの数値が意味する内容についてご紹介しましょう。
それぞれの項目の適正数値については病院や診断する医師によって判断が異なるため、結果を見て数値が気になる場合は一度病院を受診することをおすすめします。

 

1.肝細胞の変性、壊死の有無を調べる
ALT、AST

この2つの数値は細胞質内にある物質で、細胞が変性や壊死をすると細胞外に流出します。
そのため血液検査でこれらの数値が高くなると肝細胞の変性、壊死が疑われます。
ただしALT、ASTは心臓など他の器官の細胞にも含まれているため、この数値が高いからといって肝臓に異常があると断定されるわけではありません。
とはいえ、数値に異常がある場合は速やかに受診するようにしましょう。

 

LDH

LDHは上記の2つの物質と同様に、肝細胞に障害がある場合に血液に流出してくる酵素です。
LDHは男性と女性で基準値が異なります。

 

2.肝細胞の合成、排出機能を調べる
コリンエステラーゼ(ChE)

コリンエステラーゼ(ChE)は血液中にあるコリン化合物を分解する酵素です。
これは肝細胞で合成され、分泌される物質です。
血液検査では肝細胞のたんぱく合成分泌能を調べるために用いられます。

 

コレステロール

コレステロールにより、肝細胞の脂質代謝が正常に行われているかを調べることができます。

 

胆汁酸

胆汁酸が血液中にあると血中濃度が上昇すると言われており、肝臓に異常があるかどうか、全ての肝疾患の目安となります。

 

血清ビリルビン

正常な場合、血清ビリルビンの大部分は幹細胞に取り込まれ胆汁中へ放出されます。
そのため数値が高くなると肝臓機能に異常があると考えられます。

 

3.胆汁うっ滞を調べる
γ-GTP

胆汁うっ滞とは胆汁の流れが減少または停止している状態を表しています。
γ-GTPは胆汁うっ滞により血液中に流出すると言われていますが、具体的な仕組みは解明されていないようです。
数値は飲酒により上昇すると言われています。

肝臓の検査結果の数値が悪い場合、どんな病気が疑われるの?

血液検査で肝臓の数値が悪いと不安になりますよね。
では肝臓の数値が悪い場合、一体どのような病気が疑われるのでしょうか?
ここでは肝臓に起こり得る病気についてご紹介しましょう。

 

アルコール性肝疾患

お酒の飲み過ぎで起こる肝疾患です。
お酒を飲みすぎることで、脂肪肝になります。
脂肪肝は一時的に断酒をすることによって改善すると言われていますが、脂肪肝の状態が長く続くことで肝硬変に移行する可能性があります。

 

非アルコール性脂肪性肝疾患、肝炎

お酒を日常的に飲まない人が脂肪肝だった場合は、これに当たります。
肥満、糖尿病、脂質代謝異常などが主な原因と言われています。
この脂肪肝の状態が持続することで、肝硬変に移行、その後肝臓がんに移行する可能性があります。
脂肪肝の人のうち、およそ1〜2%の人が肝硬変になると言われています。

 

ウイルス性肝炎

肝臓の数値が悪いと、食生活等の日常生活に問題があると考えられがちですが、それ以外にウイルス性肝炎の可能性もあります。

 

ウイルス性肝炎は、食べ物や飲み物により経口感染すると言われています。
経口感染は日本ではA型が多いです。
それ以外にアジアで多いE型があり、生肉を食べることで感染します。
経口感染のウイルス性肝炎は急性のものが多く、慢性化しないと言われています。

 

それに対して、ウイルス性肝炎には血液感染のものもあります。
B型、C型、D型の、慢性化することがあるウイルス性肝炎です。
B型は母子感染や乳幼児感染で慢性化しやすいと言われています。
C型は80%が慢性化するという研究結果もあるようです。
D型はB型ウイルスがあってはじめて感染するので、日本ではほとんど見られません。

 

肝硬変

肝硬変の原因の大部分はC型肝炎ですが、近年脂肪肝から肝硬変になる人が増えていると言われています。
肝硬変に至るまでの肝臓の状態により、レベルはF0、F1(軽度)、F2(中等度)、F3(高度)、F4(肝硬変)の5段階に分けられます。
F1〜F3までは慢性肝炎と呼ばれています。
肝硬変になると出血による突然死のリスクや細胞ががん化するリスクも高くなるため、速やかな受診が必要です。

 

肝細胞がん

肝臓がんには原発のものと転移によるものがあります。
日本で最も多い原発がんは、C型肝炎からの移行によるものです。
それ以外にも、軽度の慢性肝炎からも肝臓がんに移行する可能性があります。
健康な肝臓の場合、原発性の肝臓がんになる可能性は極めて低いようです。

肝臓の機能が低下した時に起こる症状とは?

肝臓

 

肝臓はエネルギーの貯蔵や解毒など、体でとても重要な役割をする器官です。
では肝臓の機能が低下すると具体的にどのような症状がおこるのでしょうか?
肝臓は神経が通っていないため、肝臓に異常があったり機能が低下しても痛みはありません。
その代わりに、以下の症状が現れてきます。

 

黄疸

肝臓機能が低下したと目に見えて分かるのが黄疸の症状です。
黄疸になると、眼球や皮膚の色が黄色くなってきます。
日本人は黄色人種なので分かりにくいと言われていますが、眼球を見ると黄疸の症状がよくわかります。

 

疲労

肝臓の機能が低下すると、疲れやすくなります。
何となく体がだるい、倦怠感や脱力感、微熱、眠気や不眠などの症状が続く場合は、肝臓の機能低下が疑われます。

 

食欲不振

肝臓は消化にも大きく関係している器官です。
そのため、肝臓の機能が低下すると食欲不振や吐き気などの症状が現れることがあります。
それ以外にお酒に急に弱くなったり、尿の色が黄褐色に変わった場合も肝機能の低下が疑われます。
またエネルギーを蓄積したり脂肪を分解することができなくなることによって、体重減少が起こることもあります。

 

その他の症状

黄疸や疲労などの症状以外にも体のかゆみや手のひらの赤み、むくみが現れることもあります。
また、肌荒れやシミといった皮膚に現れる症状や、血が出やすくなる、息切れがするという症状もあるようです。

 

このように、肝臓の機能低下からくる症状には様々なものがあります。

日常でできる肝機能の6つの改善・回復方法

健康診断で肝機能が低下していると言われた場合、改善・回復をすることはできるのでしょうか?
ここでは日常でできる肝機能の改善・回復方法をご紹介しましょう。
ただし、肝機能の低下度合いによっては服薬や手術が必要な場合もありますので、まずは一度病院を受診してみるようにしてください。

 

食事改善

肝臓機能が低下している場合、まず食生活を見直してみましょう。
まずはきっちり1日3食、バランスよく食事をとりましょう。
良質なたんぱく質食物繊維をたっぷりと取り入れるように心がけるとより効果的です。
スナック菓子や洋菓子などの間食は控えるようにしましょう。

 

お酒を控える

お酒を飲むと肝臓に負担がかかります。
特に空腹時の飲酒は、肝臓への負担が最も大きいと言われています。
お酒を飲む際には、空腹時の飲酒を避ける、ゆっくりと飲む、飲みすぎない、この3つのルールを守るようにしましょう。
また最低でも週に2日はお酒を飲まない休肝日を作るようにしましょう。

 

サプリメントを飲む

サプリ

肝臓に良い成分が含まれたサプリメントも発売されています。
肝機能を改善させるサプリメントによく入っている成分としては、タウリンやオルニチンが有名ですね。
様々なメーカーのものがあるので、症状にあったものを選ぶようにしましょう。

 

選ぶ際には、配合されている成分の他に添加物にも注意しましょう。
添加物が入っていると、それを肝臓で解毒する必要があるため、肝臓のために飲んでいるサプリメントなのに肝臓に負担をかけてしまいます。
また脂溶性ビタミンA・D・Kなどが含まれていると、添加物同様肝臓に負担をかけてしまうので注意が必要です。
脂溶性ビタミンではなく水溶性ビタミンが含まれているものを選ぶようにしましょう。

 

おすすめのサプリメントはこちらで紹介しています。
肝臓に効果のある栄養素が配合されているのはもちろん、安全性も高いものばかりですので是非参考になさってください。(トップページへ移動します)
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規則正しい生活

疲れがたまると肝臓に負担がかかってしまいます。
疲れをためないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。
早寝早起きを心がけ、十分な睡眠をとりましょう。

 

適度な運動

肝臓機能を回復するのに、適度な運動はとても効果的と言われています。
ただし、過度な運動は逆に肝臓に負担をかけてしまう可能性もあるので注意が必要です。
肝臓に有効な運動は、有酸素運動です。
ウォーキングや軽いランニング、水泳などがおすすめです。
無理をせず軽く汗ばむ程度に行いましょう。
1日30分程度を目安に、毎日続けるのがポイントです。

 

代謝改善

代謝が上がると肝臓の働きが活発になります。
代謝を上げるために、軽い運動や半身浴などで体を温めましょう。
基礎代謝が上がることで、カロリーを消費しやすくなり太りにくい体質になります。

まとめ

肝臓機能が低下すると、体に様々な症状が現れます。
その反面、肝臓自体には痛みなどは感じないんですね。
健康診断などで定期的に肝臓のチェックをするとともに、体に現れる異変を見逃さず健康な体を目指しましょう。
日常でできる生活改善も大切ですが、何か気になる症状があった時には迷わず一度病院を受診してみてくださいね。

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