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肝臓とはどんな機能?肝臓の働きや役割は?場所や大きさ、構造も紹介

肝臓の画像

 

肝臓は体の中でとても重要な役割を担っている臓器です。
近年、食生活の欧米化などが原因となり脂肪肝など肝臓の病気が増えているので、肝臓の健康に注目が集まっています。
ここでは肝臓の機能や働きについて詳しく紹介します!

 

 

肝臓とはどのような臓器?機能は?

肝臓は主に「代謝・貯蔵・解毒・生成」の機能をもった臓器です。
簡単に紹介します。

 

代謝

食べたもの(糖・タンパク質・脂質)で身体にエネルギーとして使える成分に変換します。

蓄え

変換したものを必要な時にエネルギーの元として使えるよう貯蔵します。

有害物質の解毒

アルコールや薬など、有害とされるものを無毒化します。

胆汁の生成

肝臓で作成された老廃物を流してくれる胆汁を生成します。

 

以上が主な肝臓の機能になります。
しかし肝臓の機能はこれだけではなく、判明しているだけでも何と500種類以上もあると言われているのです。
そのため肝臓機能が低下し、肝臓が機能しなくなった場合は人工的に肝臓機能を補うことは困難と言われています。

 

肝臓は痛みを感じない?

 

肝臓の画像

 

肝臓には神経が通っていません。
そのため肝臓に異常があった場合にも、肝臓自体には痛みは感じないと言われています。
肝臓に異常があり肝臓付近に痛みを感じる場合には、既に他の臓器まで異常が影響する程悪化して居ることが多いです。
そして気づいたときには手遅れに…となる場合が多いため、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。
肝臓は再生機能を備えており、肝臓の一部を切除しても残りの細胞が増殖し、なんと1〜2ヶ月後には元に戻ると言われています。
肝臓を一部移植する生体肝移植が可能なのは、この再生機能のためです。

 

肝臓の働きと役割

肝臓の働き画像

 

とても重要な臓器である肝臓ですが、もっと具体的にはどのような働きをしているのでしょうか?
ここでは、もっと詳しく肝臓の重要な役割について詳しく紹介します。

 

肝臓の代謝機能

人間は食べた物をそのまま栄養に出来ないので、一度肝臓に送って利用できる栄養に変換します。
これが肝臓の重要な役割のひとつである「代謝」です。
では肝臓が何を代謝しているのか、一部紹介します。

 

糖の代謝

肝臓は血液中のグルコース濃度を一定に保つ働きがあります。
グルコースとは糖に分類されるものなので、肝臓は血糖値を保つ働きも担っているということです。
肝臓は血液中にあるグルコースの濃度に応じて、グルコースをグリコーゲンに変換しています。
血液中のグルコース濃度が高くなるとグルコースをグリコーゲンとして貯蔵し、逆に血液中のグルコース濃度が低くなった場合には、貯蔵されているグリコーゲンをグルコースに変換して血液中に放出するのです。
肝臓機能が低下すると、倦怠感を感じるのはこの糖の代謝が大きく関わっていると言われています。

 

脂質の代謝

肝臓では脂質を分解してエネルギーを作り出しています。
肝臓機能を高めると、痩せやすい体質になりダイエット効果があると言われるのはこの機能のためです。

 

アミノ酸の代謝

肝臓ではアミノ酸から様々なタンパク質が合成されています。
そして使われなかったアミノ酸は窒素酸化物からアンモニアを経て尿素となり、体外に排出されます。

 

薬物の代謝

肝臓には薬物を分解する役割があります。
薬物と同様に、サプリメントなどの栄養補助食品に含まれる添加物も肝臓で分解されます。
そのため薬やサプリメントの飲みすぎは肝臓に負担をかけるため、注意が必要です。

 

アルコールの代謝

薬物と同様に、アルコールも肝臓で分解されます。
アルコールを飲むと、肝臓はアルコールの分解を優先的に行ってしまうのでその他の肝臓機能がおろそかになると言われています。
そのため、肝臓を保護するためにも一週間のうち2日は休肝日を作り肝臓を休める必要があります。
また飲酒をする場合には、オルニチンを摂取するなど肝臓の健康を考慮することも忘れないようにしましょう。

 

肝臓の解毒・生成・合成

肝細胞が働く画像

 

肝臓の機能として、「解毒」「生成」という働きがありましたね。
他にも「蓄え」がありましたが、それは肝臓が物質を「合成」し、必要なときに使えるようにしています。
また、摂取が多い場合は合成を抑制するなど調整機能も備えています。
肝臓の大事な働きを代謝以外でも紹介します!

 

アンモニアの解毒

肝臓の最も重要な働きの1つなのがアンモニアの解毒です。
アンモニアは体にとって毒となる成分なので、分解して体外に排出する必要があります。
体内のアンモニア濃度が高まると、重篤な場合意識障害や呼吸障害などが起こります。
飲酒などで肝臓機能が一時的に低下した場合には、体臭や倦怠感などの症状が出ることもあります。
肝臓では、オルニチン回路によりアンモニアを尿素に変換し、尿として体外に排出します。
このオルニチン回路は尿素回路とも呼ばれており、その名の通りオルニチンが重要な役割を果たしています。

 

胆汁を生成する

さっきも肝臓の重要な機能として紹介した胆汁の生成
詳しく紹介すると、胆汁とは食物の吸収と消化を助ける物質で、肝細胞で絶えず生成されて胆嚢(たんのう)という場所に蓄積されています。
胆汁の生成が少なかったり、流れに滞りことがあったりすると肝機能に異常がある可能性があります。

 

コレステロールの合成

コレステロールは体に悪いという印象があるかもしれませんが、実は体内では常に一定量のコレステロールが必要です。
肝臓は体内のコレステロール値を調整する役割があり、コレステロールが肝機能の指標の1つになっています。
コレステロールは食物から摂取すると同時に、肝臓でも合成されています。
また食事からコレステロールを摂りすぎた時には、合成を抑制する作用もあります。
ちなみに余分なコレステロールは胆汁酸に変換されて体外に排出されます。

 

ケトン体の合成

肝臓には血液中のグルコースが枯渇した時に、ケトン体を合成する機能があります。
ケトン体は飢餓時などの代替エネルギー源となる物質です。
近年糖質カットダイエットなどでケトン体が増加する人が増えているようですが、ケトン体は吐き気をを起こす事もあるので注意が必要です。

 

肝臓の構造とは?

肝臓がどんな構造をしているか、身体のどこにあるのか、皆さんは知っていますか?
肝臓は人間の身体の中で一番大きい臓器で、たくさんの血管が出入りする構造をしています。
臓器には通常、動脈と静脈の主要な血管2本が流れていますが、肝臓はもう一つ門脈という血管があるという特殊な部分もあります。
ここでは肝臓にある血管や関連のある器官がどんな働きをしているのか、身体のどこにあるのか、肝臓の構造について詳しく紹介します。

 

肝臓の構造の画像


(引用元:http://kankinou.net/kanntann/kouzou01.html)

 

門脈(肝門脈)

門脈とは、主に胃や腸、膵臓、脾臓、胆嚢からの栄養を肝臓に運んでいる血管です。
肝臓に供給される血液のうち、70〜80%は門脈から流れ込むと言われています。

 

肝動脈

肝動脈は心臓から肝臓に必要な酸素エネルギーを運んでいる血管です。

 

肝静脈

肝静脈は肝臓で作成された血液を集めて心臓に運んでいる血管です。

 

胆嚢(たんのう)

胆のうは肝臓で生成された胆汁を一時的に貯蔵する器官です。
食べ物が十二指腸に達すると、胆のうは収縮して胆汁を送りだしています。
胆嚢は肝臓の真下に位置しています。

 

胆管

胆管とは肝臓から十二指腸まで胆汁が通る管のことです。
通常胆管の長さは10〜15p、太さは0.5〜1pです。
胆嚢はこの胆管の途中にぶら下がるような状態で位置しています。

 

横隔膜

肝臓の上部は横隔膜に接しています。
横隔膜は呼吸によって上下に運動するため、肝臓もこれに合わせて上下に動きます。
それにより、肝臓より下にある腸などの消化管からの血液を効率よく肝臓に送り込むことができるのです。

 

肝臓の大きさって?

肝臓の大きさの画像

 

肝臓は体内に存在する臓器の中で最大の大きさです。
正常な場合、成人の肝重量は体重の1/50、大体1〜1.5sです。
その大きさは心臓のおよそ4倍と言われており、肝臓がどれだけ大きいいかがわかりますね。

 

肝臓は身体のどこにあるの?

肝臓は自分から見て腹部の右上あたりに位置しており、ほぼ右肋骨の下に収まっています。
肝臓は肋骨により外部の衝撃から守られているようなイメージです。
また肝臓は体内でもとても大きな臓器なので、一部は中心から左側にせり出している状態です。
肝臓の下には胃や腸、腎臓などの臓器が接しています。

肝臓の場所の画像

 

まとめ

いかがでしたか?
肝臓にはここで出てきたようにたくさんの重要な働きがあります。
肝臓の大きさなど、あまり知る経験がないことも紹介してみました。
肝臓の健康維持のためにもオルニチンを摂取する、飲酒を控えるなど、日常から肝臓をケアしてみてくださいね。

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